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適応障害

適応障害について

明確なストレス因(例:上司のパワハラ)があって、症状はストレス因から通常考えられるよりも大きな苦痛をもたらすが他の精神疾患の基準を満たさず、かつストレス因に対して速やかな反応であり、ストレス因が無くなれば(例:部署異動)速やかに症状が軽快する場合、その困りごとは適応障害と診断されます。要するに、明確な原因があって、そのせいで心の調子を崩し、問題解決すれば症状が消失するだろうと判断される場合、適応障害と診断される可能性が高いということです。

適応障害とうつ病について

よく質問を受けるのが「うつ病と適応障害はどう区別するのか?自分はどちらなのか?」というものです。しかし、そもそも適応障害とうつ病は診断の次元が異なる(例:うつ病は原因を問わず、時間軸ではなくそのときの症状で診断される)ため、その鑑別はときに難しくなります。よく誤解されますが、適応障害のほうが「軽い」というわけでもありません。日々の臨床においては、両者の厳密な区別に時間を費やすよりは、次に述べる治療に焦点をおいたほうが良い場合もあるかと思います。

適応障害の治療について

問題解決すれば症状が軽快するというのが適応障害の定義ですから、当然治療はストレス因を特定し、この緩和や解決を目指すことになります。たとえば上司のパワハラで適応障害を発症しているのであれば、パワハラを然るべき窓口に相談する、部署異動を模索する、いったん休職するなど様々な方法があるでしょう。どういったやり方があるか、いっしょに考えていくことができればと思います。何らかの方法でストレス因が処理された後も症状が続くようであれば、たとえばうつ病に診断変更し、薬物療法を試みることもあるでしょう。

ストレス因の種類

当院院長は、これまで数え切れないほどの患者さんが抱えておられる問題に耳を傾け、ともに解決を目指してきました。同僚とのトラブル、パートナーの不倫発覚、投資における大きな失敗、絶交や失恋、さまざまなことが適応障害を引き起こします。「そんなつまらないことで来たのですか!?」といったようなことは絶対に言わないことをお約束します。どんなことでも相談していただければと思います。

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